落語を見始めると、
よく出てくる言葉があります。
それが、
- 落語協会
- 落語芸術協会
です。
初心者だと、
「何が違うの?」
「どっちが本家?」
「流派みたいなもの?」
と混乱しやすいですよね。
でも実は、
どちらも東京の落語家が所属する団体で、
簡単に言うと
“芸人さんの大きなグループ”
のようなものです。
この記事では、
落語初心者向けに、
落語協会と落語芸術協会の違いや、
寄席との関係をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 落語協会と落語芸術協会の違い
- なぜ団体が分かれているのか
- 寄席との関係
- 初心者はどちらを見ればいいのか
まず、「協会」って何?
落語家は、
会社員のように会社へ所属しているわけではありません。
その代わり、
落語家同士で作られた団体があります。
その代表的な団体が、
- 落語協会
- 落語芸術協会
です。
どちらも、
東京の寄席を中心に活動する落語家が所属しています。
つまり、
野球でいう
「チーム」
というより、
“プロ団体”
に近いイメージですね。
落語協会とは?
「落語協会」は、
現在の東京落語界で最大規模の団体です。
多くの有名落語家が所属しており、
東京の寄席でも中心的な存在になっています。
古典落語を大切にしながら、
テレビやメディアで活躍する落語家も多いことで知られています。
また、
寄席出演者の人数も多く、
落語中心の番組構成になりやすいのも特徴です。
落語芸術協会とは?
「落語芸術協会」も、
東京を代表する落語家団体のひとつです。
こちらは落語だけでなく、
- 講談
- 漫才
- 色物(いろもの)
なども含め、
幅広い芸を楽しめる寄席づくりで知られています。
そのため、
寄席全体として
“バラエティ感”
が強いと言われることがあります。
もちろん、
古典落語を演じる落語家も多数所属しています。
どちらが上、
どちらが本家、
という関係ではありません。
活動方針や寄席の雰囲気に違いがある、
別の団体です。
なぜ団体が分かれているの?
これは、
落語界の歴史的な経緯によるものです。
東京の落語界では、
時代ごとに組織改編や独立があり、
現在の複数団体の形になりました。
現在、
東京の主な落語団体には、
- 落語協会
- 落語芸術協会
- 円楽一門会
- 落語立川流
などがあります。
ただ、
初心者がまず触れる機会が多いのは、
落語協会と落語芸術協会です。
初心者は「違い」を気にしすぎなくて大丈夫
ここ、
かなり大事です。
落語を見始めたばかりの頃は、
「どっちを見ればいいの?」
と思いがち。
でも実際は、
最初から細かく覚えなくても大丈夫です。
なぜなら、
初心者の段階では、
- 演目が面白いか
- 話し方が好きか
- 聞きやすいか
の方が、
ずっと大事だからです。
落語を聞いているうちに、
「あ、この落語家好きかも」
となって、
あとから所属団体が分かってくる。
それくらいの入り方で問題ありません。
現代で例えると「事務所の違い」に近い
初心者向けにかなりざっくり例えると、
落語協会と落語芸術協会は、
“芸能事務所の違い”
に近い感覚です。
所属する芸人さんが違い、
カラーや雰囲気も少し違う。
でも、
どちらもプロとして寄席で活動している。
そう考えると、
かなり分かりやすいと思います。
まとめ|まずは好きな落語家を見つければOK
落語協会と落語芸術協会は、
どちらも東京落語界を支える大きな団体です。
違いはありますが、
初心者のうちは、
「どっちが正しい」
と考える必要はありません。
まずは、
- 聞きやすい
- 面白い
- また聞きたい
と思える落語家を見つけることが大切です。
そこから少しずつ、
寄席や団体の違いが見えてくると、
落語がさらに面白くなっていきます。
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