東京都内には、落語を鑑賞できる常設の寄席が4つあります。
今回は、そのうちの一つ上野御徒町にある「鈴本演芸場」を紹介します。
中央通りに面した場所にありながら、見過ごしてしまいそうな場所にあります。
目次
鈴本演芸場 場所の確認
鈴本演芸場は、JR上野駅から徒歩10分くらい、JR御徒町駅から徒歩7分くらい、東京メトロ銀座線上野広小路駅A3出口・都営大江戸線上野御徒町駅A3出口から徒歩1分くらい。
住所は、台東区上野7-2-12です。隣に「すしざんまい」があり演芸場より目立っているので、目指すなら「すしざんまい」を目指せば、すぐに見つけられると思います。
鈴本演芸場 営業時間
営業時間は、昼の部12:30分から16:30分まで、夜の部17:30から20:40となります。
昼夜2回公演・完全入替制で1年365日営業してます。
特別公演以外は、基本的に自由席なので、早いもの順になります。
人気の落語家さんが出演するときは、早めに行かないと立見になることもあります。
ただし、演目と演目の間で席が空いていれば、係りの方が案内してくれることもあります。
場内は、おおむね年配客になるので、落ち着いた感じです。
入場料金はいくらなのか
鈴本演芸場の入場料は、一般2,800円、学生2,500円、子ども1,500円となっています。
特別興業や余一会(31日)の場合は、特別料金となることがあります。
特別興業は先行販売もありますので、事前に確認しておきましょう。
鈴本演芸場 座席数はどのくらいあるの?
鈴本演芸場の座席数は、286席あります。
入口で入場券を購入し、入口で半券をもらい奥まで進みます。
演芸場の入口は2か所あります。
奥の右手のエスカレーターに乗り一気に三階へ行くと演芸場があります。
1つ目の入口は、エスカレーターを降りて右に折れると入口があります。演芸場の一番後ろの入口になります。
2つ目の入口は、エスカレーターを降りて右手後方に進みむと、右手に売店が見えます。
入口は左手にあり、舞台(高座)の前方に位置しています。
演目がすべて終わり退場時には、下りのエスカレーターになります。
鈴本演芸場 売店は何を販売しているの?
売店では、お土産品と軽食・お菓子を販売しています。
飲み物は自動販売機で購入できます。アルコール(ビール)も販売していますので、飲みながら鑑賞できます。
自動販売機は、階段を下って2階にあります。
座席には小さなテーブルが付いていますので、飲み物や食べ物を置くことができます。
お土産は、手ぬぐいやボールペンなどが販売されています。
途中退場はできるの
演芸場に入場後に退場するときは、半券を見せて戻った時も半券を見せれば再入場できます。
先に席を確保してから、飲み物や食べ物を買いに行くことも出来ます。
入口を出て左手にコンビニがあります。
開始時間15分前までに戻りましょう。前座さんの落語が始まってしまいます。
演目中の退席は控えましょう。トイレなどに行くときは、、演目と演目の間に済ませましょう。
タバコは吸えるの?
喫煙は1階のロビーに灰皿があるので、そちらで済ませましょう。
ロビーとってもそれほど広い場所ではないので、タバコを吸わない方に配慮していただけると嬉しいです。
演芸場内での諸注意
まずは、撮影や録音はNGとなっています。
客層が高いので、撮影してSNSにアップするような感じではありません。
携帯・スマホはマナーモードにするか電源を切っておきましょう。
また、周りのお客様の迷惑にならないようにお願いします。
まとめ
鈴本演芸場は毎日演芸が楽しめます。
落語はYouTubeやDVDなどでも観ること聴くことはできますが、演芸場で観たり聴いたりする落語は全く違うものだと思って下さい。
演芸場では、落語家が高座に上がる前にそれまでにどんな噺をしたか台帳を確認し、さらに高座に上がってから客席にいるお客さんを見ながら、枕と言われる導入で反応をみて先に進めます。
今日のお客様だけのために演じているといってもいいのではないかと思います。
YouTubeやDVDと大きく違うのは場の雰囲気ではないでしょうか。
会場の雰囲気を味わうのも寄席ならではのものです。
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